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情報通信事業を強化、
基盤があるから冒険できる

今年で創業62年。九電グループの一員として、情報通信エンジニアリングや電力関連製品の製造など、ICTサービス全般を担ってきた。2024年3月期には過去最高の売上高を記録。数々の実績を積み重ねてきたからこそ社員が挑戦できる環境と機会がある。ICT人材の育成を進め、働きやすい会社を目指す。
生活に寄り添い選ばれる会社に
九州電力の関連会社として設立、移動無線機の他、通信機器の保修を主な業務としてスタートし、創業60余年となる。積極的にエリアを拡大、九州を中心に全国17カ所に工場や事務所を置いている。現在では、九電グループの一員として通信、監視、制御、電源のコア技術を基に、設計・製造・施工・保守からシステムの企画・コンサルティングまで最適なソリューションを顧客へ提供している。
安心してサービスを利用してもらうため、設備やネットワークシステムを対象に障害受付や運用監視、障害時の復旧・保守・点検などを請け負うカスタマサポートセンターを設置。24時間365日フルサポート体制で顧客に寄り添う。
さらに、新製品の開発にも積極的だ。人や企業、地域を思う事業を展開する中で、自己処理型水洗トイレ「TOWAILET(トワイレ)」は2017年の九州北部豪雨や昨年1月の能登半島地震で被災地の人々の生活を支えた。上下水道や電気が寸断された際の健康二次被害や感染リスクを軽減、利用状況を遠隔で確認できる点など目的や質が評価され昨年10月に「グッドデザイン賞」を受賞した。
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2023年度売上高は過去最高に
2020年4月に収益基盤の強化と収益拡大を推進する「ニシム経営ビジョン2030」を策定した。情報システムの更新や体制強化による営業から製造までのプロセス改善、グループでの安定した業務に加え一般企業や官公庁、病院に向けた事業拡大を進めることで収益増大を目指す。
電力自由化に伴う電力業界の競争が激しくなる中、外部技術との戦略的連携により競争力強化を図ったことで23年度の売り上げは大きく伸び324億3,200万円と過去最高を記録した。これまでの実績が評価され、他社や行政の重要なプロジェクトの依頼も多い。
山科社長は「電力サポート事業における機器設置工事や調査測量などの増加、レベニューキャップ制度の導入による設備更新需要の高まりも寄与した。これまで培ってきた確かな技術をもとに製販一体となって取り組んできたことが実を結んできている」と分析する。
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社員が力を発揮できる会社へ
急成長のカギを握る組織と人材の能力向上にも取り組む。情報通信事業を担うICT人材の採用を強化。入社後のスタートアップ研修や技術研修などを通して、第一線で活躍するための知識と技術を習得できる環境を整える。また、中堅社員研修やリーダー研修、管理職向けのマネジメント研修を実施するなど若手に限らず社員の教育体制が充実している。さらに、社員一丸となって事業を進めていくうえで重要なのが、社内でのコミュニケーションと安定したワークライフバランスだ。社員の子どもを招待し仕事を知ってもらう「パパママ参観」やウォーキングイベントを開催。労働組合活動の一環としてボウリングや陶芸体験など社内イベントも実施する。また、野球部や音楽部などの活動もあり仕事以外での社員同士の交流が盛んだ。さらに、特別休暇や育児介護の支援制度など福利厚生にも力を入れる。「年齢や性別に関わらない多様な人材がやりがいをもって働ける環境を作っていきたい。チャレンジングで働きやすい職場づくりが目標」と和やかに語る。
基盤があるから冒険できる。社員一人一人が力を発揮できる環境とともに、これまで以上に人々の生活を支えていく。
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山科秀之 社長 やましな·ひでゆき/福岡県京都郡苅田町出身。1958年12月29日生まれの66歳。九州大学大学院総合理工学研究科エネルギー変換工学専攻修了。卒業後、九州電力に入社。2022年6月にニシム電子工業の代表取締役社長に就任した。趣味はゴルフ |
採用情報
募集職種/総合職(技術)、総合職(営業・事務)
応募資格/大学院、大学、高専、専門、短大卒(2027年卒業見込み)、高校卒(2026年卒業見込み)
採用実績/2025年度 21人
採用予定/短大卒以上:約10人、高校卒:約10人
年間休日/124日
問合せ先/saiyou@nishimu.co.jp
担当/人事グループ 湯越・山井
(ふくおか経済EX2025年)