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Well-being実現へ“こころの健康”を

(写真左上)本社2階に開設したアートギャラリー
(右中央)第8期分譲開始する「新・京が丘」
(下中央)安心安全の街づくりは2024年度グッドデザイン賞に
北部九州・山口エリアを中心に自社ブランドマンション「コンダクトレジデンス」を展開。近年は、産学連携で街づくりに取り組むなど不動産領域で社会課題解決に挑んでいる。さらに従業員のエンゲージメントを高める組織づくりへと進化させ、時代ニーズに即した企業へ地域に伴走しながら成長する。
本社2階にアートギャラリー開設
創業30年を機に、メセナ活動とウェルビーイング推進に舵を切る。
企業成長にイノベーションは欠かせないが、そのための風土づくりとして社員の感性を磨き教養高めることが、結果として事業創造につながるという和田社長の考えのもと、同社は昨秋、本社2階にアートギャラリーを開設した。
九州大学の学舎でかつて利用されていた歴史的什器をワークショップにより補修。九大で研究教材としていた3000冊の絵本を集め、また、久留米市出身の彫刻家・故富松孝侑(とみまつたかゆき)さんの木材彫刻作品を展示し、社員やステークホルダーが芸術文化に触れる共創の場を生み出した。「木は不動産ビジネスにとって親和性もあり、学びが日常にある環境を組織全体に展開していけたら」とし、ギャラリーでは社外交流や打合せ、会議の場としても活用し、職種や入社歴に関係なく自由に発言できる心理的安全性を確保する目的ももつ。
不動産領域で課題解決へ
社会課題解決への意識が高まる現代において企業の存在意義は大きい。同社は大学と自治体と連携をとりながら、街づくりやコミュニティに関わる事業を進め、不動産領域で社会課題の解決に挑んでいる。
具体的には、梅光学院大学の課題解決型(PBL)にパートナー企業として参画しているほか、九州大学大学院と共同でデザイン監修し、大分県最大級のニュータウン「新・京が丘」(約1700戸)一帯の開発を進めてきた。街区公園には防犯カメラを設置し、アプリにより時間場所問わずに子どもの姿を見ることができるサービスを民間企業、行政、自治体と協働で実現し、地域全体で安心・安全の街をつくるモデルケースとして評価され、2024年度グッドデザイン賞を受賞。今春には8期分譲が始まる。
さらに、昨年5月沖縄県那覇市にオープンした17店舗の飲食店が軒を連ねる「牧志下町屋台村」では、地元の国立大学と一緒にデザインを企画。SDGsに基づいた建築工事の実施や建設資材ロスの再生利用、地域との調和など人を惹きつける物件を生み出し、成長を感じられる街づくりに取り組んできた。
ほかにはない「らしさ」の追求
創業以来、意識してきたのは他社との差別化、独創性だという和田社長。創業時から当時九州にはなかったウイークリーマンションを手掛け、近年はデザイン性と防犯、通信機能を備えた賃貸マンション「コンダクトレジデンスシリーズ」を北部九州・山口エリア中心に年間7,8棟ペースで拡大している。さらなる成長を遂げるべく、進化する組織としてDXやGXの環境整備にも注力。カーボン排出削減に向けたSBT認定を受け、こうした取り組みが、今年3月健康経営優良法人としても認定された。従業員の明るい未来を築くため、健康管理を戦略的に実践しエンゲージメントを高めた組織づくりにより企業価値向上を追求していく。
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和田克之社長 わだ・かつゆき/下関市出身。九州大学大学院感性学修士、北九州市立大学大学院修了経営学修士(MBA)。九州・アジア経営塾(KAIL)第6期生。趣味はクレー射撃、狩猟、馬術、ヨット、ダイビング、スキー、茶道。資格は建築士、経営士 |
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