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アワーカンパニーに向けた改革が着々と進行

新体制発足と同時に掲げたさまざまな施策が着実に成果を挙げている。その指針となっているのが「ファーストペンギンスピリッツ」だ。今期は企業理念を改定し、「アワーカンパニー」としての意識もさらに促すことで社員の士気向上を図り、組織としての結束力を高めている。

改革初年度で実現した17店目の新店舗

2016年1月の新体制発足と同時にスタートした中・長期経営計画「SASUGA玉屋プラン」。助走ステージ(18年まで)初年度は社員の意識改革に加え、「エリア長制度」の導入や女性の働きやすさを推進する「はぴたすウーマンプロジェクト」の発足など、さまざま職場環境の改善に取り組んできた。一方の営業面は、地域一番店を増やす攻めの営業を実践。「営業戦略室」を新設し、リニューアルによる既存店の活性化に加え、12月には4年ぶりの新店舗「玉屋筑紫野店」を出店した。

業界に先駆け「依存症対策室」を設置

今期は、一定の成果を挙げた営業戦略室を「経営戦略室」に格上げ。「総務部」、「人財部」と密に連携し、常に会社の方向性を共有しながら、課題解決、人材確保・育成を戦略的に展開する体制へと改編した。

またIR推進法の施行に伴い、政府がギャンブル等依存症対策などを盛り込んだ実施法の策定を急ピッチで進める中、今後の対応策を検討する「依存症対策室」を業界でもいち早く設置。情報収集の一元化、顧客対策に向けた社員教育など専門的に取り組むことで、来店客に愛される安心・安全な店づくりを目指す。

誰でもチャンスがある環境を

「クリーンで強いアワーカンパニーを目指して」—

これは3月に改訂した企業理念で、これまで以上に社員の帰属意識を前面に打ち出したのが特徴だ。「仕事にやりがいを持ってほしい。働く意味を実感しながら楽しく仕事をしてもらいたい」という山喜多社長の想いが反映されており、やる気と能力があれば、誰でも経営トップになれるという社の指針が示されている。

現に山喜多社長は元銀行マンとしての経験を生かし、卓越した経営企画力の手腕を発揮。経営企画本部長を兼任する加持常務もまた、東芝半導体事業の財務管理を長年務めてきたスペシャリストである。この二人三脚の経営体制こそ、同族経営と一線を画す経営戦略を企て、誰でもチャンスを与えられる社内制度を築き上げた。

山喜多映一社長(左)、加持豊常務と並ぶ目下売り出し中のマスコット「たまピー」(オス)。フルラッピングした自販機「イエローマシン」は玉屋全店舗で設置され、収益の一部を寄付し様々な地域貢献活動に役立てている

合言葉は「ファーストペンギンスピリッツ」

現体制の発足以来、次々と新たな風が吹き込まれている玉屋。その改革の指針となっているのが「ファーストペンギンスピリッツ」だ。ファーストペンギンとは、危険を顧みず勇気を持って最初に海に飛び込むペンギンのことで、今やこのチャレンジ精神こそ、持続的成長に欠かせない原動力となっている。

昨夏にはマスコットキャラクター「たまピー」も誕生。インナーブランディングとしての活用はもちろん、その親しみやすい風貌が対外的な会社のイメージアップにも繋がっている。今後もファーストペンギンスピリッツのもと、様々な施策で新たな活路を切り開き、「さすが玉屋」として確固たる支持の獲得を目指す。

2016年から宗像市の研修所で定期的に実施し好評のこども食堂「たまピーひろば」。これらをはじめ数々の地域貢献活動は地域との共生を図る上で欠かせない事業だ

[CHECK]

好奇心旺盛でマイペースな性格のたまピー。大好物はアイスクリーム。見かけによらず寒がりで夏が大好き

(ふくおか経済EX 2017より)


会社情報COMPANY PROFILE

会社名
(株)玉屋 (カ)タマヤ)
代表者名
山喜多映一
所在地
810-0003 福岡市中央区春吉3-12-1 [MAP]
TEL
092-718-3330
企業ホームページ
http://www.tamaya.gr.jp
設立
1991年2月
創業
資本金
3,000万円
従業員数
500人