COMPANY

ICTで企業の課題を解決、
グループ力で新たな価値創造へ

㈱西日本フィナンシャルホールディングス（以下西日本FH）グループで九州最大級のICT企業・㈱シティアスコム。高い技術力と革新的なICTソリューションで、時代の変化に対応して顧客企業の課題解決を強力にサポート。さらにグループ会社とのシナジー効果を発揮した事業展開で九州No.1のICT企業を目指す。

時代の変化に応じた課題解決をサポート

福岡タワーのそばに本社を置く㈱シティアスコムは、「九州No.1の総合力で社会課題解決へ寄与する企業グループへ」という基本方針のもと、システム開発やソリューション提供などを展開している。近年、企業の関心を集めている「業務改革」「生成AI活用」「BCP対策」など、時代の変化に応じた課題解決をサポートしている。同社では、企業の課題を解決へ導く「CAPTAINシリーズ」をサービス展開している。その一つ「CAPTAIN CAES」は、同社のノウハウや知見をもとに顧客企業と一緒に課題の解決策を考えていく伴走型のサービスだ。企業が直面する課題を共に乗り越え、成長を支えるパートナーとして最適な提案をするべく、今後もサービスの拡充を予定している。

多面的なアプローチで人手不足に対応

人手不足が深刻化する中、同社では2016年度からワークスタイル改革を継続して実施している。これまで、Microsoft 365や新人事制度の導入、オフィスリニューアル、基幹システムの更改など、さまざまな取り組みを実施し、現在は働く場所を選ばない柔軟な働き方が可能となっている。直近では、社員がよりクリエイティブな業務に集中できる職場環境を目指し、社内で生成AIを活用できる自社サービス「CAPTAIN Assistant AI」の全社活用を推進している。2024年9月には、生成AI活用の社内コンテストを開催。「システム開発」「業務効率化」「ライフハック」の３部門で多くのアイデアが集まり、積極的にノウハウを共有している。このようなワークスタイル改革の継続が、社員のエンゲージメント向上や業務の効率化、人手不足への対応につながっている。
併せて、これらの取り組みで蓄積したノウハウを顧客企業へ提供することにも力を注いでいる。顧客企業の抱える課題に対し、社内で蓄積したノウハウを活用し解決を支援することで、共に成長していく考えだ。

（写真）海外子会社「シティアスコムベトナム」は技術者約80人体制で、さらに増員を予定

グループでシナジー効果を発揮

2022年10月に西日本FHグループ入りして2年半が経ち、西日本シティ銀行と連携を強めながら、企業の課題解決を支援している。シティアスコムグループにおいても、多方面でシナジー効果を発揮している。子会社の㈱インクルーシヴシティは、九州大学都市研究センターと共同で企業のWell-beingの可視化に向けた研究を実施。研究結果をもとに企業向けの新たなサービスを展開する予定だ。シティアスコムは、同研究の示唆を参考にしながら、施策の見直しを含めた、「働く人」のWell-beingの向上に向けた継続的な取り組みを進めていく予定だ。
同じく子会社の㈲シティアスコムベトナムは、2024年9月にソフトウェアテストに関する国際的な資格認定機関であるISTQBパートナープログラムのSilver Partnerに認定された。システム開発の下流工程をシティアスコムベトナムが担当し、シティアスコムはより高いスキルが求められる工程に注力することで、技術力の底上げと企業価値の向上を目指す。今後もグループ企業と協力することで、単独では達成できない成果を生み出しながら、シティアスコムグループは企業の成長をより強力にサポートしていく。

藤本宏文 社長 ふじもと・ひろふみ／大分県竹田市（旧久住町）出身。1952年6月15日生まれの72歳。九州大学法学部卒。㈱西日本シティ銀行専務を経て、2011年6月㈱シティアスコム社長に就任。現在、一般社団法人福岡県情報サービス産業協会会長を務める

採用情報
募集職種／システムエンジニア（開発SE）
応募資格／４年制大学・大学院　全学部全学科、
高等専門学校（25年3月卒業見込）
採用実績／2025年度23人
採用予定／25人程度
インターン／2025年夏・冬開催予定
年間休日／122日（2025年度）
問合せ先／TEL. 092-852-5140
担当／人事研修部　採用担当　川村・大中・増田

（ふくおか経済EX2025年）