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電気保安のトップランナーとして信頼される協会へ

九州全域を対象に電気工作物の保安管理や大規模施設における試験・精密点検、一般家庭の屋内配線調査など、電気関連業務を幅広く手掛ける九州電気保安協会。最近では2017年に完成を迎えた新社屋に災害対策本部の機能を持たせるなど、「総合的な電気のコンシェルジュ」として一層の課題解決に取り組む。

地域に根ざした電気技術のプロ集団

1966年の設立以来、九州全域を対象に電気工作物の保安管理や大規模施設における試験・精密点検、一般家庭の屋内配線調査に取り組む一般財団法人九州電気保安協会。福岡市博多区東比恵の本部をはじめ、九州各地に8支部・50事業所・18出張所を置き、九州全域をカバーするネットワークを強みに365日24時間体制で日々の顧客対応に努めている。
所属する1,300人の職員のうち、約半数が電気主任技術者として活躍する同協会では、大規模施設の点検などにも対応できる技術者も多数在籍。九州における保安管理業務のシェアは全体約8万件のうち約半数を占めており、まさに九州トップクラスの電気技術のプロ集団と言えよう。

移り変わりゆく時代のニーズに対応

ここ10年、同協会を取り巻く環境は様変わりしている。2011年4月の公益法人制度改革により一般財団法人へ移行後は、電気の保安・安全に関する啓発活動を通して顧客の安全を守り、社会の発展に貢献するという使命に加え、利益を創出しながら組織として存続し続けるという目的が生まれた。2004年の保安管理業務の自由化では、受託競争の激化で設立当初70%だった受託率が50%ほどまで落ち込むなど、厳しい経営状況が続いたが、ここ2~3年は再生可能エネルギーの普及の影響で黒字化を達成し、安定した経営基盤が確立されつつある。
九州電力時代から、長年電気の安定供給に努めてきた大島理事長は「これまでは太陽光発電設備の点検などの業務範囲を拡大することで乗り越えたが、今後は一層時代背景に沿ったサービスの提供をしていく必要性がある」と先を見据える。その結果として、緊急時の駆け付け時間短縮や効率的な点検体制の構築など、常に多角的なサービスと品質の向上で他社との差別化を図り続けている。

次なる50年に向けサービスの拡充図る

昨年10月には、かねてより設立50周年記念事業として建設していた新社屋「QDHビル」が完成を迎えた。従来の3倍の広さとなった新社屋は、業務処理の集中化や充実した付加価値サービスの提供のほか、大規模災害時の対応機能を担う重要拠点として位置付けており、既存サービスの品質向上に向けた動きを一層強めている。中でも、電気使用量のモニタリングにより電気の見える化を実現した「ECOねっとシステム」は、コスト削減にもつながる省エネ対策として、既に8,300台導入されている人気のサービスだが、今後はや絶縁(漏電)監視、太陽光発電電力量監視システムなどを24時間体制で一元監視できるセンターの開設を予定しているという。
このように既存サービスの品質向上にも余念がない一方で、新たな試みとしてチャレンジしているのが、本部におけるカスタマー専用コールセンターの設置だ。各事業所の対応では限界となっていた調査時間の変更や多様な要望にも柔軟に対応できるようになることから、従来の顧客対応を刷新する仕組みとして期待されている。「設立以来、50年にわたりお客様から厚い信頼を獲得してきた。その背景には職員の真面目な働きぶりへの評価がある。今後はそこからさらに一歩踏み出し、かゆいところにも手が届く“電気のコンシェルジュ”としてサービスの拡充を図りたい」と語る大島理事長。次なる50年に向けて、いま着実に歩みを進めている。

大島 洋 理事長
おおしま・ひろし/福岡市出身。1951年9月27日生まれの66歳。九州大学工学部卒。趣味はクラシック音楽鑑賞

【採用情報】
募集職種/技術職(事務職)
応募資格/第三種電気主任技術者以上
第一種電気工事士
採用実績/2018年度36人(2人)
問合せ先/TEL. 092-431-6708(直通)
担  当/人事グループ 有吉

 


会社情報COMPANY PROFILE

会社名
(一財)九州電気保安協会 (イチザイ)キュウシュウデンキホアンキョウカイ)
代表者名
大島洋
所在地
〒812-0007 福岡市博多区東比恵3-19-26 QDHビル4階 [MAP]
TEL
092-431-6701
企業ホームページ
https://www.kyushu-qdh.jp/
設立
1966年1月
創業
資本金
従業員数
1,306人