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セイブデンキコウギョウ(カ
西部電気工業(株)
〒812-8565 福岡市博多区博多駅東3-7-1 [MAP]
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-新着情報-
ICT(情報通信技術)を核に新規ビジネス開拓に挑戦

(写真左上)本社ビル(福岡市博多区)(右上)地元九州での豊かな社会づくりに貢献
(左下)「混雑情報提供設備」の施工も手掛ける(右下)女性社員も活躍
長年培った豊富な経験と最新の技術で、高度化・多様化する九州の情報化社会を支える。2018年には通信工事大手の協和エクシオと経営統合し、経営資源や事業領域の共有でシナジー効果の最大化を図るとともに、新たなビジネス創出にも積極的にチャレンジする。
様々なビジネスが具体化
創業から70余年。長年培った豊富な経験と最新のICT(情報通信技術)で、高度化・多様化する情報化社会に対応するとともに、情報インフラ設備の構築・整備の面から地元九州を支える。2018年には、主要取引先であるNTTグループが発注する工事の採算性向上のため、通信工事大手の協和エクシオと経営統合した。
現在では、両社の経営資源である営業・技術基盤や事業領域の共有などに取り組み、一層のシナジー効果を生み出していくために実務者レベルでの本格的な情報交換が進む。熊本敏彦社長は「2020年は、当社が統合グループの九州エリア中核会社として存在感を増し、社会に貢献するとともに、両社の強みを活かした相互連携や協業などの具体化を図っていく。そして新たなビジネスの開拓・拡大に向けてチャレンジしていきたい」と意気込む。
実際ここ数年、主力の情報通信エンジニアリング事業に加え、新たな事業領域への参入にも積極的で、様々なビジネスが具体化してきた。例えば、最新のICTを駆使した高速道路関連工事では、従来の「通信線路工事」や「非常電話工事」に加え、高速道路の駐車場渋滞緩和対策として、あらかじめ走行中のドライバーにSAやPAの駐車場混雑情報を知らせる「混雑情報提供設備」(写真)の施工も手掛けている。
また、国土強靭化施策の展開や老朽化に伴う社会インフラ更改に対応して、上下水道管を非開削で施工する事業やビル全体の環境整備に向けた「スマートビルソリューション」など新規ビジネスの開拓に向け、挑戦を続ける。老朽化したコンクリートや鋼管などの小口径管路をスピーディーに更生する「オメガライナー工法」は、形状記憶を持つビニル管を加熱のみでスピード復元する工法で、安全性や確実な管路更生が可能になる。さらに非開削工法のため、周辺環境への影響も最小限で済み、スピーディーで容易な施工性、工期短縮を実現。すでに福岡や熊本で多くの施工実績をあげている。
働き方改革も積極的に推進
このほか、働き方改革への取り組みにも力を注ぐ。社員の多様な働き方としてテレワーク(在宅勤務制度)の導入や勤務管理の徹底、休暇取得の促進、地域限定正社員の採用、時間外労働の適正化などに取り組んでいる。2017年には「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(女性活躍推進法)」に基づく優良企業として福岡労働局から「えるぼし」最高位の認定を受けた。
さらに「健康経営」という観点から「健康宣言」を行い、重点事項を定め、社員一人ひとりの安全と健康を最優先する意識の醸成を進めている。この3月には、経済産業省と日本健康会議が主催する「健康経営優良法人認定制度」において「健康経営優良法人2020(大規模法人部門)」に認定された。全社員が健康で能力を最大限に発揮できる企業風土づくりを目指す。
クラウドサービスやIoT、ビッグデータ、AI、さらには国土強靭化施策の展開や老朽化に伴う社会インフラ更生の拡大、今春の第5世代移動通信システム(5G)のサービス開始など情報通信分野を取り巻く環境は大きな変革期を迎えている。
主力の情報通信エンジニアリング事業に加え、新たな事業領域へのチャレンジを積極的に進めるともに、地元九州での豊かな社会づくりに貢献していく。
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熊本 敏彦 社長 くまもと・としひこ/三瀦郡大木町出身。1957年11月25日生まれの62歳。九州大学工学部卒。80年に日本電信電話公社(現NTT)入社。NTT西日本熊本支店長、取締役東海事業本部長兼名古屋支店長、同設備本部ネットワーク部長、代表取締役副社長などを経て2017年西部電気工業社長に |
採用情報
募集職種/◇技術職◇営業職
募集対象/大学院、大学、高専、専門学校卒(2021卒業見込)
採用実績/19人
採用予定/20人程度
年間休日/完全週休2日(土・日)、祝日、年次有給休暇(22日)、特別休暇、年末年始休暇、ライフプラン休暇など
問合せ先/TEL.092-418-3165
担 当/中村・興梠
(ふくおか経済EX2020年)