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徹底した安全作業と品質管理で電力会社をサポート

九電グループの中核企業として火力発電所や原子力発電所などの建設、保修工事を手掛け、電力会社をサポートする西日本プラント工業㈱。電力業界を取り巻く環境は大きく変化するが、「誠実な施工」という不変の姿勢で、安全作業と品質管理を徹底し、多様化する電力供給体制を支えていく。

中期経営計画を推進し電力業界の変化に対

電力システム改革の進展や、再生可能エネルギーの普及などにより、エネルギー事業を取り巻く環境は新たな局面を迎え、電力会社間の競争が一段と激しさを増す中、新たな事業領域を切り拓き、徹底的な効率化が求められている。そうした中、西日本プラント工業㈱は中期経営計画「イノベーションプラン」を掲げ本格的に動き出した。
発送電分離が予定されている2020年度を最終年度とし、コスト改革、営業改革、要員改革を3本柱に据え、経営課題や重点取り組み事項を明確化。大きく変わりゆく経営環境に柔軟に対応するべく、生産性や要員稼働率の向上、将来の受注拡大に向けた建設工事やメンテナンス案件の営業力強化、さらには技術力向上に向けた教育体制の確立など具体施策を示し推進している。

ベテラン技術者の技能、ノウハウを次世代へ

「あらゆる改革において基礎となるのは技術力の向上。経営体質を強靭なものにするため、技術・技能の継承を若年層まで浸透させ、誇れる文化としたい」と平田宗充社長。発電所の建設、保修工事を社員自らが施工できるほどの技術力があり、顧客から高い信頼を得ている同社では、熟練の技を共有し若手人材に継承する仕組みづくりに重きを置く。昨夏、技術・技能の継承に対する新たな取り組みとして、廃止となった九州電力㈱苅田発電所新2号機を利用した「タービンの実機研修」を導入した。社内の研修指導者のもと、若手社員が発電設備の分解・点検・組立の実技や、過去の設備トラブルの事例を踏まえた机上教育などを受講し、技術・技能のさらなるレベルアップを図る。平田社長は「九州電力㈱の協力を頂くことが前提だが、タービンの研修に加えて、発電機などにも実機を用いた研修を取り入れていきたい」と技術力向上への取り組みに意欲を見せる。そのほか、同社の企業文化として浸透している「ブラザー制度」によって、先輩社員が新入社員へマンツーマンで仕事と生活の両面の指導や支援を推進。さらには、みやま市にある社員研修所を活用した「新入社員の集合研修」や「全社技能競技会」にも注力する。また、青年技術者が日本一の技を競う「技能五輪全国大会」では、専用訓練施設を設置するなど積極的な支援を行い、3年連続出場を果たすなど、社員個々の能力を引き出しながら全体の組織力を上げる環境づくりに徹する。今後成長分野として位置づけているバイオマス発電所等の再生可能エネルギー設備に対しても、火力発電所や原子力発電所の建設、保修工事等で培ってきた技術を生かして積極的に事業展開を図っていく。

安全はすべてに優先

今年度は、九州電力㈱の松浦発電所2号機増設工事、川内原子力発電所原子炉安全補助施設関連工事等の大規模工事や、火力発電所・原子力発電所における定期修繕工事などの輻輳によって技術者のひっ迫が想定され、経営環境の変化に対応した効率的な要員運用は必至だ。どんな状況においても、顧客・社員・協力会社間のコミュニケーションをより一層活性化させ、安全作業を最優先に品質向上にも努め、「誠実な施工」という不変の姿勢で電力会社をサポートしていく。

平田 宗充 社長
ひらた・そうじゅう/長崎県出身、1950年9月9日生まれ。京都大学法学部卒。74年4月九州電力㈱入社後、2012年6月取締役常務執行役員お客さま本部長を経て、15年6月現職。剣道七段

採用情報
募集職種/技術職(機械・電気・放管)、事務職
応募資格/新卒(大学、大学院、高専、高校)
採用実績/2016年度55人、2017年度51人、2018年度39人
採用予定/新卒40人程度
問合せ先/TEL.092-533-1705
担当/人事グループ

(ふくおか経済EX2018年)

 


会社情報COMPANY PROFILE

会社名
西日本プラント工業(株) (ニシニホンプラントコウギョウ(カ)
代表者名
平田宗充
所在地
〒810-8540 福岡市中央区高砂1-10-1 [MAP]
TEL
092-533-1702
企業ホームページ
http://www.npc21.jp
設立
1954年5月
創業
資本金
1億5,000万円
従業員数
2,215人