COMPANY
シンケミカルショウジ(カ
新ケミカル商事(株)
〒802-0002 北九州市小倉北区京町3-1-1 セントシティ北九州8F [MAP]
TEL:093-288-5300
https://www.nctcl.co.jp/NEW TOPICS
-新着情報-
中長期計画2年目、新体制でDX加速
![]() |
上田幸二郎 社長 うえだ・こうじろう/北九州市出身。1958年9月6日生まれの66歳。九州大学経済学部卒。2021年7月入社(取締役管理本部長)、22年4月代表取締役副社長を経て現職。趣味はテニス、旅行 |
化学品、製鉄関連、樹脂、建材、アグリの5セグメントを軸に事業展開する専門商社。製鉄の際に発生する化学品や硫安(窒素肥料)、コークスなどを中心に、環境商材を多く取り扱う同社が“つなぐ”「人と地球の未来」。地域とともに成長し、誰もが夢を追求できる、人生を楽しめる社会に寄与する。
新体制で環境商材拡充を推進
昨年8月に設立20周年を迎えた新ケミカル商事㈱は、変わりゆく時代に対応するグループ体制を構築するため、4月1日から上田社長による新体制がスタートした。上田新社長は「多様な事業領域と環境商材の豊富さ、成長スピードの早さなどが当社の強み。全てのステークホルダーの皆さまにとって魅力ある企業グループになれるよう、社会とともに成長する会社、業界の軸となれる会社、誰もが夢を実現できる会社を目指す」と意気込む。新体制では、23年の建材セグメント、24年のアグリセグメントに続き、今年4月に樹脂セグメントでのグループ内組織再編を進め、「NCTマテリアル㈱」を設立。同社樹脂部門と、100%子会社のNCTフロンティア㈱、NCT化学㈱の3社間でそれぞれが得意とするリサイクル技術やノウハウを集約させ、営業、製造機能の強化や効率化を進める。
![]() |
中長期計画「NCT/ムーンショット計画」、
真価が問われる2年目へ
昨年4月から始動した中長期計画「NCT/ムーンショット計画」では、各事業セグメントの戦略、新規事業創出プロジェクト、DX推進や財務体質強化等施策すべてに着手。計画の一環で今年3月に大分オフィス、2026年度には東京本社のリニューアルも予定している。「2年目は計画達成を左右する重要な年。着手から着実な成果発揮へ、スピード感をもって実行したい」と意欲を見せる。2030年度の中期目標である売上高1,500億円、2050年度の長期ビジョンである売上高3,000億円達成に向けて、今年度はセグメント運営により各重点施策の推進、特にDXについては専門部署の新設など全社改革を実施、業務効率向上、競争力強化、企業価値向上を目指す。また、新たに研究開発部門の事業化にも取り組み、グリーンアンモニアやバイオマスカーボンなどカーボンニュートラルへの対応や、産業廃棄物など未利用資源の有効活用などを通じて、2023年度は30%だった環境商材比率を2030年度には50%を目標にさらなる拡充を図る。さらに働きやすい環境の整備として、在宅勤務、フレックス勤務など状況に合わせた働き方改革、結婚祝い金や育児(介護)休業がとりやすい独自制度の導入などに力を注ぐ。
![]() |
北九州から全国、そして世界へ
今年度から北九州市の大学への研究支援を開始し、北九州市と連携して新たな事業創出に取り組む。脱炭素化に配慮した港湾機能の高度化などを推進する「北九州港カーボンニュートラルポート」協議会の一員として同社はグリーンアンモニアの小口流通の事業化を目指す。また、一昨年は地方創生テーマ「能楽で地域活性化」が「2023 北九州SDGs未来都市アワード」の企業部門でSDGs大賞を受賞し、今年はさらなる深化に向けて教育機関との連携も強化する。そのほか、社会貢献として地域清掃活動や「ギラヴァンツ北九州」、バレーボールの「カノアラウレアーズ福岡」などスポーツチームや北九州音楽協会などに協賛し、北九州の文化、スポーツなどの発展を支援している。上田社長は「北九州市の転入人口が60年ぶりに増加したこともあり、雇用の創出を通して北九州の持続的な成長に貢献したい」と地域貢献にも意欲を見せる。合言葉は「北九州から全国、そして世界へ」。北九州に根差した商社へ、着実に歩みを進める。
採用情報
募集職種/営業職
応募資格/大学院卒、大卒、高専卒
採用実績/2025年度4人
採用予定/若干名
勤務地/北九州本社、東京本社、大阪オフィス
年間休日/123日
問合せ先/TEL.03-5297-7871
担当/管理部人事グループ
(ふくおか経済EX2025年)