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創業から受け継ぐチャレンジ精神で主力3事業のさらなる拡大へ

医薬品、化学品、健康食品の主力3事業を展開し、2017年に大きな節目である創業100周年を迎えた室町ケミカル㈱。19年12月から青木淳一社長による新体制がスタートし、創業から受け継がれているチャレンジ精神と、百年企業として培ってきた高い技術と信頼を生かし、22年までの中期経営計画の達成を目指す。

中期経営計画で売上高56億円、経常利益3・6億円目指す

2019年12月、創業家の村山哲朗会長から経営のバトンを引き継ぎ、青木淳一社長による新体制が誕生。百年企業として培ってきた高い技術力と、顧客からの大きな信頼を基盤に新たなチャレンジがスタートした。その第一歩として、まずは22年5月期までの中期経営計画に着手。売上高56億円、経常利益3億6,000万円の達成を目標として、主力の医薬品、化学品、健康食品の3事業に経営資源を集中することで利益確保に取り組んでいく。
医薬品事業においては主軸となる原薬製造と、海外からの輸入原薬販売の両輪が順調に稼働している。特に輸入原薬においては、18年に立ち上げた本社工場の原薬合成プラントで、加工技術を生かして輸入原薬を生成し、日本品質まで高めて販売することで低コスト高品質の原薬販売を実現。日本の製薬市場と海外原薬メーカーの双方から多くの支持を集めており、橋渡し役としての役割を担うほか、今後は同業他社との連携も含めたフレキシブルな対応によってさらなるシェア拡大を図る。
化学品事業では昨年度から稼働するアミノ酸生成プラントの売り上げが当初計画比の約1・8倍で伸長。得意分野である水処理に関してもイオン交換樹脂をより高純度化することで、発電所などの未開拓分野への参入や大手からの受託拡大を進めていく方針を示す。
健康食品事業については、OEMに加えて設計まで含めたODMを可能としており、マスキングなどの製造加工技術を活用した多様なプランの提案で、大手流通各社をはじめとしたPB製品の受託製造にも力を入れていく。

組織の底上げで筋肉質な経営基盤を整備

現在は本社工場、茨城県のつくば工場、埼玉開発センターの製造3拠点と、東京支社、大阪営業所、福岡事務所の営業3拠点を展開。工場に関しては17年の合併で取得した埼玉工場を本社工場と集約したことで効率化に成功した。組織体制についても海外からの問い合わせが増えていることから、昨年12月に全事業の海外案件対応部署として海外事業推進部を開設。語学力と専門知識を擁したスキルの高いスタッフを配置して事業拡大の可能性を探っており、段階的に増員を進めていく考えだ。
また、さらなる企業規模の拡大に備え、コンプライアンス経営強化のための役員研修など、階層別の人材教育にも取り組む。今後は各事業部から営業開発メンバーを選抜した集合研修を実施する予定で、それぞれの事業部のアイデアやノウハウを共有することで営業スキル向上を図る。採用に関しても高卒から中途まで幅広く人材を登用し、グローバル化も推進していることで、現在は外国籍スタッフ5人が在籍。活躍のフィールドが広い若手・中堅社員を中心に組織を底上げし、筋肉質な経営基盤を目指す。
ヒト・モノ・カネの集約による収益体制を確立し、強みである技術力に加えて営業力を最大限発揮することで成長の可能性を最大化する。そして地域からの大きな期待を胸に、「新たなチャレンジと実現化の努力」に邁進していく。

青木 淳一 社長
あおき・じゅんいち/群馬県太田市出身、1965年8月30日生まれの54歳。国立群馬高専工業化学科卒業後、86年4月カネボウ㈱入社、2005年3月日東グラステックス㈱入社、07年4月日東紡績㈱入社、10年7月に室町ケミカル㈱入社後、13年8月に執行役員つくば工場長、14年6月執行役員生産本部長、15年8月に取締役就任、16年8月から常務取締役。19年12月に社長就任

 

採用情報
募集職種/(大学卒)総合職(高専卒)技術
応募資格/営業:大学卒、全学部全学科
技術:高専卒、機械・電気系
採用予定/5人
問合せ先/TEL.0944-41-2131
担当/江口

(ふくおか経済EX2020年)


会社情報COMPANY PROFILE

会社名
室町ケミカル(株) (ムロマチケミカル(カ)
代表者名
青木淳一
所在地
〒836-0895 大牟田市新勝立町1-38-5 [MAP]
TEL
0944-41-2131
企業ホームページ
http://www.muro-chem.co.jp
設立
1947年7月
創業
資本金
6,000万円
従業員数
270人