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旧鎮西中学跡地・施設売却プロポーザル公募 飯塚市


週刊経済2021年6月22日発行

最低譲渡価格は4130万円

飯塚市(片峰誠市長)は6月14日、同市大日寺にある旧鎮西中学校跡地・跡施設を対象とした利活用事業プロポーザル(事業提案)公募を始めた。
2017年度に用途廃止した同物件は現在も未利用となっており、今後も同市による利活用の予定がないため、民間事業者などから創意工夫による意欲的な提案を公募。新たな地域再生を図るのが狙い。場所は国道201号沿い、蓮台寺交差点から約100m東側。敷地面積は1万9653㎡。建物は鉄筋コンクリート造3階建て(延べ床面積7869㎡:1972年竣工)などで構成。用途地域は第一種中高層住居専用地域で、建ぺい率は60%、容積率は200%。最低譲渡価格は4130万円(土地価格から建物の解体費用を控除した額)。
提出書類の受付期間は7月5日~13日まで。7月中旬に審査会による1次審査(書類審査)を行い、7月27日に二次審査(ヒアリングなど)を実施。同7月下旬までに売却事業者を選定し、8月上旬に仮契約を締結する方針。なお、物件は現状有姿のまま一括譲渡する。詳細は財産活用課財産管理係まで。