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8月1日付で社名を株式会社サイバックに変更   サイバーエリアコミュニケーションズ


 インターネットカフェ「サイバック」を全国で29店舗展開するサイバーエリアコミュニケーションズ株式会社(福岡市早良区小田部5丁目、田中明三社長)は、8月1日付で社名を株式会社サイバックに変更する。
 展開するインターネットカフェの店舗網拡大に伴い、屋号と社名を統一することで、今後における事業拡大を円滑に進めていくのが目的。同社では、すでに出店が決定している8月の埼玉県、10月の茨城県を含め、2007年3月までには全国で12店舗を新規出店するなど、今後はさらに出店エリアを広域化しブランド力の向上を図っていく。
 田中社長は「社名が変わっても、当社が従来から目指してきた基本スタンスは変わらない。これからも『若者だけでなく、ファミリー、ビジネスマン、OLに向けた健全な店舗』をモットーに店舗展開し、さらなる社会的信頼度・知名度の向上に努めたい」と話している。

 来期以降は年間30店ペースでネットカフェ出店

 また同社では、来期以降、直営・FC合わせて年間30店ペースでインターネットカフェを出店する計画がある。
 加速度的な店舗展開戦略で、店舗・会員間におけるネットワーク網の早期拡大、およびネームバリュー効果によるブランド力強化を図る。同社では、2000年の1号店(福岡市中央区天神3丁目)オープン以降、現在までに北は福島県、南は沖縄県まで、直営6店舗、FC店23店舗を出店。都市型、ロードサイドといった形態の違う既存店舗から収集したデータ分析による開発・運営ノウハウが十分に蓄積されたことで、本格的な多店舗化に向けた出店基盤が整った。すでに全国のFCオーナーとの出店交渉や用地物色といった準備を進めており、
 同社では「まだ十分な余地があるネットカフェ市場。近い将来は海外を含めた出店エリアも検討していきたい」と話している。
 同社は2000年5月設立。資本金は2,000万円、現在までにインターネットカフェ「サイバック」を直営・FC合わせて29店舗を展開しており、全店舗の会員総数90万人は業界トップクラス。06年3月期の売上高は35億6,700万円、従業員数は195人。