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5月末から福岡市など3カ所に出店  AOKI    5年間で九州地区に50店舗展開へ


 株式会社AOKIホールディングス(東京都港区北青山、青木擴憲社長)の子会社で、紳士服専門店チェーンの株式会社AОKI(横浜市、清水彰社長)は、5月31日から福岡市南区西長住1丁目など福岡市周辺3カ所で店舗を順次オープンする。九州地区は初進出。
 同社は、今後、5年間で九州地区に50店舗の出店を目指し、その内半分は福岡県内で展開していく。今回出店するのは、5月31日開店の福岡長住店と春日店(春日市春日6丁目)、6月7日開店の筑紫野店(大宰府市都付楼南5丁目)。各店舗の売り場面積は、春日店と筑紫野店が594平方m、長住店が660平方m。売り上げの約半分を占める「もてスリム」など若い世代への提案型商品や、産学連携開発のミドル層へ向けた商品など年齢層にあった商品を提供する。1店舗あたりの初年度売上目標は2億から2億5000万円。同社の清水社長は「九州にAOKIの出店を求める声や手紙が今回の進出に繋がった。ネット通販でも売り上げの10%強は九州の顧客という実績がある。九州には1000億円の紳士服マーケットがあると見込んでおり、その10%は押さえたい。」と話している。
 同社は2008年4月1日設立、資本金1億円、従業員数は1509人(2008年4月1日現在)。全国で384店舗を展開している。持株会社のAOKIホールディングスは1958年創業、1976年8月21日設立。資本金は232億8200万円、売上高は1121億円(2007年3月期、連結)。従業員数は2243人(連結)。連結子会社は、株式会社AOKI、株式会社オリヒカ、株式会社エムエックス、株式会社ラヴィス、株式会社ヴァリック。関連会社は、株式会社アニヴェルセルHOLDINGS、株式会社ソレイユ。