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5億3000万円かけ久留米市に自動車部品工場 愛知県の中川産業 5月着工、年内完成へ
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自動車用断熱材・消音材の製造、ガス器具断熱材製造の中川産業株式会社(愛知県北名古屋市、中川幸弘社長)は、総投資額約5億3000万円をかけ、久留米市城島町の「浮島工場適地」に工場を建設する。5月中旬の着工予定で、08年内の操業開始を目指す。
自動車用断熱材と自動車マフラーを製造する。新工場は、敷地面積が9923平方m、建物は事務所部分が一部2階建て、工場が平屋建てで延べ床面積は約5266平方m。従業員数は25人で、そのうち20人は新規で地元雇用する計画。同社では「九州に生産拠点を開設することで配送コストの削減や納期短縮を図る。久留米は九州地区で取引のある7社の拠点までのちょうど中間に位置しており、交通アクセスにも優れているので進出を決めた」と話している。
同社は1970年4月設立。資本金は4000万円。売上高は146億円(2007年10月期)。従業員数は565人(07年10月末現在)。

