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5億円かけ前原市に本社工場を新築移転 　五洋食品産業　　　 08年4月着工、09年2月完成

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　冷凍洋菓子製造の五洋食品産業株式会社（福岡市博多区東那珂2丁目、舛田圭良社長）は、2009年2月をめどに本社工場を前原市に新築移転する。投資額は約5億円で、2008年4月着工、09年2月の稼動を予定している。　
　これは、受注の増加に伴い工場が手狭になったためで、敷地面積は現本社工場の約3・5倍にあたる5,000平方メートル。場所は「九州大学学術都市推進機構」の企業誘致プロジェクトの対象ともなっている西九州自動車道、前原インターチェンジそば。完成後の生産能力は現工場の約3倍まで対応。
　舛田社長は「今後、更に消費者の食品に対する目は厳しくなる。ハード・ソフトの両面で厳しさに応えられる高品質の工場と体制を構築したい。また、九州大学との産学連携にも積極的に取り組み、技術革新・特許の取得を目指し将来上場できる基盤を築きたい」と話している。
　1970年創業、1975年5月設立。資本金は4,000万円。従業員数75人（アルバイト・パートも含む）。06年5月期売上高9億7000万円。
　舛田社長は福岡市東区出身。1969年1月9日生まれの38歳。九州大学農学部卒。趣味はモータースポーツ。