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45億円かけ鳥栖市に大型物流施設建設  東京都の日本レップ    延床3・5万平方m、来年1月着工


 物流施設仲介・アセットマネジメント事業の株式会社日本レップ(東京都千代田区、和本清博社長)は、佐賀県鳥栖市に2階建て大型物流施設を建設する。このほど建設用地約3万3000平方mを取得、来年1月に着工する。総投資額は約45億円で同10月に完成する。
 九州では、福岡市内の2拠点に次ぐ3拠点目。進出するのは、佐賀県が鳥栖市で開発・分譲する「グリーン・ロジスティクス・パーク鳥栖」で、2月21日に同市と進出協定を締結した。建物の延べ床面積は約3万5000平方m。細かいセパレート対応プランを採用し、入居テナントの多様なニーズを幅広く取り入れるほか、環境にも配慮する。入居テナントは4社の予定で、50~100人の雇用者数を見込んでいる。現在、国内大手物流会社や、メーカー系の物流子会社などから引き合いが来ているという。今後、テナント調整をし、来年1月の着工につなげる考え。
 日本レップは、1990年7月設立。資本金は169億7700万円。06年6月東証マザース上場。07年3月期の売上高は35億7400万円。従業員は139人。今回の鳥栖の物件も含めて全国に取得・開発物件が40件ある。