NEWS

  • 地域

4月25日、三潴郡大木町にSCオープン  イオン九州    スーパーセンター核に22専門店


 九州内でスーパー、ホームセンターなどを展開するイオン九州株式会社(福岡市博多区博多駅南2丁目、松井博史社長)は4月25日、三潴郡大木町大字蛭池に「イオン大木ショッピングセンター」をオープンする。
 同SCの核店舗の「イオンスーパーセンター(SuC)大木店」と物販・飲食・サービスの専門店22店の組み合わせにより、ワンフロアに衣・食・住の商品を配置し、約1300台の平面駐車場によるダイレクトパーキングで買い物できる利便性が特徴。イオンSuC大木店はSuC業態としては昨年10月の岡垣店に続く5店舗目で、筑後地区初出店。同社全業態では97店舗目で、県内では23店舗目。既存店に比べ衣料品の売り場を増強した岡垣店からさらに10%ほど拡大するほか、食品売り場ではデリカテッセン(出来上がり惣菜)なども拡充する。またSC内には大木町民のさまざまな活動に利用できる「団体コミュニティルーム We‐We(ウィ‐ウィ)」(約50平方m)を常設し、大木町の生活情報などを発信する「サテライトおおき」(約20平方m)も設置する。
 大木町は東西に筑後市と大川市、南北に柳川市と久留米市に囲まれており、同SCは西側に県道23号線、83号線が走り、今年3月中には敷地南面に沿って国道442号バイパスが一部開通する。敷地面積は7万6199平方m。建物は平屋建てで、商業施設面積が約1万9100平方m。うちSuC大木店直営が約1万3000平方m、専門店が約4500平方m。従業員はSC全体で約500人(うち直営で約300人)。年中無休で、営業時間はSuCが午前9時~午後11時、専門店が午前10時~午後10時(一部除く)。商圏は大木町を中心に約15万人、約4万5000世帯(車15分圏内)に設定しており、年間来場者数は、SuC大木店が200万人、SC全体で300万人を見込んでいる。
 なお同SCは、九州電力株式会社の協力のもと、厨房はじめすべての設備を電気でまかなうオール電化を導入。また大木町が取り組むバイオマスプラント大木循環センター「くるるん」の取り組みに参画し、店舗で発生した生ごみなどは同センターでエネルギーや有機液肥にリサイクルする。