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200億円規模の第1号ファンド設立 玄海キャピタルマネジメント 1号投資案件も
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九州を中心としたファンドマネジメント事業と不動産投資銀行業務を展開している株式会社玄海キャピタルマネジメント(福岡市博多区古門戸町2丁目、松尾正俊社長)は、7月20日付で、200億円規模のファンドを設立した。
このファンドの名称は「玄海キャピタルファンド1」。また、同時に、同ファンドの第1号投資案件として株式会社ディックスクロキ(福岡市中央区高砂2丁目、黒木透社長)所有のオフィスビル(福岡市中央区薬院)を約11億円で取得。さらに今後ディックスクロキが手掛ける賃貸物件を積極的にファンドに組み入れ、共同開発案件なども手掛けていくという。
松尾社長は「福岡リートとは異なる投資戦略で、リスクや不確定要因が伴うような物件にも積極的に投資をする。さらに、九州を中心に開発プロジェクトへの出資を通じて、優秀なデベロッパーの開発案件を促進する役割を担いたい」と話している。
同社は2006年5月設立。資本金は3000万円。従業員数は10人。
松尾社長は今年6月まで株式会社福岡リアルティの社長及び福岡リート投資法人の執行役員を務めていた。

