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2本一体型手すりを発売  クネット・ジャパン    試験商品を天神地下街などに設置


 波系手すりを製造する株式会社クネット・ジャパン(長崎県佐世保市福田町、中村聡社長)は、11月26日に2本一体型手すりの新商品を発売した。
 同社が製造するバリアフリーに対応した波形手すりを2本組み合わせた商品で、商品名は「クネットダブル」。昇り降り双方向の使用が可能となる。通行量の多い幅広い階段の中央部への設置などを想定した商品で、両端の手すりだけではカバーできない範囲の歩行をサポートできるという。価格は1mあたり11万9000円から。
 すでに、試験商品は天神地下街の12番出口付近や、シーホークホテルのエントランス正面などに設置されている実績がある。同社は「デザインも他の手すりとは異なる趣がある。当社手すりの最上級商品として、全国的に売り出していく」と話している。同社は04年設立。資本金7億2000万円。従業員数は49人。07年に営業本部機能を長崎から福岡支店へ移管している。