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2億円かけ加工工場を増強  高千穂    稼動は1月


 輸入合板、塗装合板の販売及び二次加工、倉庫業の高千穂株式会社(糟屋郡宇美町、川井田豊社長)は、投資額2億円で、合板加工工場の増強をしている。完成は12月末。
 同社では輸入した合板の保税倉庫を持ち、これまで合板を平均して4,000立方メートル保管していたが、倉庫を一部拡張して保管量を新たに1,000立方メートル増やす。また、塗装ラインを改善して、塗装から乾燥までの2ラインを1ラインに集約する。生産能力は2倍に向上し、一工程3日間かかっていた作業が2日間で仕上がるという。川井田社長は「品質を上げると同時に作業の効率化を図っていきたい」と話している。
 同社は、1957年2月設立、資本金6,100万円、従業員24人、売上高31億円(06年1月期)。独自で考案した機械ラインで輸入合板を塗装することで、大幅にコストダウン。
 川井田社長は福岡市出身、1949年1月2日生まれの57歳、慶應義塾大学法学部卒、趣味は読書、古代史研究。