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18億円かけ09年春にICカード導入  福岡市交通局    九州の公営交通機関では初


 福岡市交通局(福岡市中央区大名2丁目)は、09年春をめどに約18億円をかけ、ICカードを導入する方針を発表した。
 JR東日本のSuicaと互換性のあるICカードは、九州の公営交通機関では初めて。09年度の予算案には、改札機や、券売機の入れ替えを決めており、非接触型ICカードの利便性や互換性があることから、すでに導入を決めている西鉄やJRも視野に入れて計画した。また、ATCやトイレの改良工事、地下鉄2号線のスポット冷房設置なども予定している。非接触型ICカードは、JR東日本のSuicaやJR西日本のICOCA、JR東海のTOICA、首都圏のJR・私鉄・バスが利用できるPASMOなど全国で導入が進んでいる。
 同局は「プリペイド式の乗車券と定期券の2種類の発行を予定している」と話している。