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1670万人で7年連続の増加  06年福岡市入込観光客数    外国人入国者は63万人


 2006年の福岡市入込観光客数は、1670万人で前年比1・7%増加した。このうち、宿泊観光客数は483万人で同2・2%増だった。
 福岡市が11月29日にまとめた同市観光統計によると、入込観光客数は7年連続で増加し、2000年以降1500万人以上を維持している。日帰り観光客数は1186万人で同1・5%増だった。施設別の入込者数では、キャナルシティ博多が1280万人で、2年連続のトップ。ホークスタウンモールが800万人(対象期間06年3月1日~07年2月28日)で、前年に続き2位だった。次いで、博多リバレイン704万人、マリノアシティ福岡620万人(同05年11月1日~06年10月30日)、ヤフードーム318万人、ベイサイドプレイス博多ふ頭184万人、海の中道海浜公園88万人、福岡市美術館82万人、福岡市動植物園68万人、マリンワールド海の中道65万人の順。
 また、福岡空港と博多港からの外国人入国者数は、63万人で同25・7%増と急増した。全国の港別入国外国人数では、福岡空港が39万人で4位、博多港が24万人で7位にランク入りしており、全国シェアは7・7%となっている。特に韓国人の入国者数は41万人で、全国の17・4%を占めている。この背景について、同市では釜山―博多間の高速船とウォン高の影響が大きいと分析している。