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12月までに県内で4店舗出店   長崎県の庄屋フードシステム   すべて商業施設内に


 北部九州で展開するレストランチェーンの株式会社庄屋フードシステム(長崎県佐世保市、中村信機社長)は、12月までに、福岡県内に和風ファミリーレストラン「庄屋」など4店舗を出店する。
 4店舗すべて商業施設内での出店を計画。8月上旬、筑紫野市のショッピングセンター「ゆめタウン筑紫野」内に「庄屋」をオープン。店舗面積は約110平方メートル。月商500万円、年商6,000万円を見込む。また、11月には北九州市内の商業施設に「庄屋」(面積約165平方メートル)とイタリア風ピザ店(面積約210平方メートル)、12月に宗像市内の商業施設内に「庄屋」(面積約115平方メートル)をオープンする。「庄屋」の標準的な規模は約115平方メートルで、座席数は50席。客単価は商業施設内店舗の場合で830円。

 天神のいけす居酒屋を旗艦店に九州でFC展開検討

 また、同社は、今年3月に福岡市中央区天神2丁目にオープンした居酒屋「雑魚屋」(福岡天神店)を旗艦店として、九州で同店舗のFC展開を検討している。
 FC店は、10万都市を目安に出店し、テナント入居で店舗面積約330平方メートル、座席数で100席規模を想定する。同福岡天神店は、同業態で長崎市、佐世保市の店舗に次ぐ3店舗目。場所は同町の福岡天神センタービル地下1階で、店舗面積は約660平方メートル。座席数は個室を中心に219席。店内にいけすを設置し、多くの種類の活魚を揃えていることが特徴。サラリーマンを中心に客単価は3,600円で、「売り上げが特に好調」(中村社長)といい、オープン以来、月商目標の2500万円を、ほぼ目標通りに推移しているという。
 同社は1971年設立。資本金は1,150万円。従業員数は165人。06年3月期の売上高は50億7,000万円。