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10月1日、博多区店屋町に51店舗目をオープン 大賀薬局 病気予防商品に特化した新型店舗


 医薬品、化粧品、衛生雑貨小売業の株式会社大賀薬局(福岡市中央区大名一丁目、大賀研一社長)は十月一日、福岡市博多区店屋町に新店舗をオープンした。
 場所は同町明治通り沿い、福岡東京海上ビル向かいのオフィスビル「ランダムスクウェア」一階。店舗名は「大賀薬局店屋町店」で、調剤専門店と薬局店を合わせて五十一店舗目。店舗面積は約二百七十三平方メートルで、調剤部門と物販部門がある。物販部門の品揃えは生活習慣病、ダイエット、リラクゼーション、美肌などをテーマに健康維持、病気予防のための商品のみに特化する。一般的なドラッグストアで販売している雑貨などは取り扱わず、同社としても初めてのタイプの店舗となる。
このほか「生活習慣病改善コーナー」など、病気のカテゴリー別に関連商品を陳列したり、無料のヘルスチェック、相談コーナーなども設ける。スタッフは薬剤師四人、事務二人、美肌専門家など三人の合計九人で、将来的には管理栄養士やサプリメントアドバイザーも配置する。営業時間は午前八時から午後八時まで。日・祝日は定休日。近隣オフィス街のOLや中高年サラリーマンを主要な客層として見込んでいる。
 同社担当者は「治療(調剤部門)と予防(物販部門)をコンセプトにし、特に生活習慣病の予防アイテムの充実に力を入れる」としている。
 同社は一九四九年十一月設立、資本金は五千万円。従業員は三百二十人(二〇〇一年九月現在)。二〇〇二年九月期の売上高は約百三十五億円。福岡県と佐賀県でドラッグストアと調剤薬局を五十店舗展開している。

2003.09.17 発行 週刊経済より