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10月1日、博多区店屋町に内科クリニックオープン 医療法人社団健人会 脳疲労なくす新たな健康法を指導


 医療法人社団健人会(福岡市中央区大名二丁目、藤野武彦理事長)は十月一日、福岡市博多区店屋町に内科・皮膚科の診療所を開院する。
 場所は同町明治通り沿い、福岡東京海上ビル向かいに建設中のオフィ スビル「ランダムスクウェア」六階で、名称は「BOOCS(ブックス)クリニック福岡」。診療所の床面積は約三百八十六平方メートル、診療時間は午前九時半から午後六時まで(木曜日は午後二時から午後八時半、第二、第四土曜日は午前九時半から午後一時まで。日・祝日は休診)で、三人の医師が診療する。
 同院は、藤野理事長が提唱する、脳の疲れをとることで生活習慣病などを治す健康法「BOOCS(ブックス)理論」の治療・指導を実践する診療所で、久留米、東京に次いでの開院となる。「ブックス理論」は、脳の疲労の原因となるストレスを溜めないために(1)健康によくても自分が嫌なことはしなくてもよい(2)健康に悪いことでも自分が好きなことは多少続けてもよい(3)健康によくて自分が好きなことをひとつでも見つける、といったことを奨励するもので、同理論に基づいたダイエット法などは多くの書籍で紹介されている。主な対象は中高年層および二十から三十歳代の女性。診療科目は内科部門で循環器科、心療内科、皮膚科部門では脱毛やスキンケアなど美容関係となる。
 開院後、院長に就任予定の斎藤和之医師は「ブックス理論に基づいた企業向けの健康診断なども積極的に展開していきたい」としている。

2003.09.02 発行 週刊経済より