NEWS

  • 地域

03年6月期決算の売上高は73億円見込む 石村萬盛堂 製造会社買収による生産力アップなどが寄与


 菓子製造販売業の株式会社石村萬盛堂(福岡市博多区須崎町、石村善悟社長)は二〇〇三年六月期決算で売上高が七十三億円、経常利益で一億二千万円を見込んでいる。
 同社は前期に決算月を十二月から六月へ変更したため前年同期の比較はできないが、六カ月間の変則決算となった〇二年六月決算は売上高が三十六億一千万円、経常利益が四千万円と当初見込みを達成。今期は全体収益の七〇%弱を占める既存店舗が好調に推移していることに加え、昨年八月に熊本の洋菓子製造会社「株式会社ことぶきベーカリー」を買収した ことによる生産能力の大幅アップと、数店舗の新規出店を計画していることから、売上高でほぼ倍増の数字を見込んでいる。また関連三社を合わせたグループ売上高は約八十二億円を見込んでいる。

 年間7~8店舗のFC店を出店

 また同社は今後、九州エリアで年間七~八店舗のFC店を出店していく。
 同社では四年前から本格的にFC出店を展開しているが、FC一店舗あたりの平均年商が既存直営店に比べて約一〇六%の約一億四千万円と 好調で、初期投資が少なく収益性が高いことから、引き続き積極的に出店していくもの。
 当面の具体的な出店場所および時期については未定だが、定期的にオーナー企業の募集を継続しており、石村社長は「やみくもに展開するわけではなく、出店立地における採算性などを十分にリサーチした上で、 慎重に出店していく」と話している。
 同社は一九〇五(明治三十八)年十二月創業、四九年二月設立、資本金は三千六百万円、グループ売上高は八十一億円(〇二年六月期)、従業員数は二百五十人。現在「石村萬盛堂」、「ボンサンク」、「Ishimura」の屋号で直営三十三店舗、FCを二十三店舗展開してい る。
 石村社長は四八年六月十四日生まれの五十四歳、東京大学経済学部卒、趣味は読書、謡曲(宝生流)。

2003.01.07 発行 週刊経済より