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VR対応のウェブコンテンツをリリース ベガコーポレーション


商品の質感や空間を再現

インテリア家具を中心としたeコマース事業を展開する㈱ベガコーポレーション(福岡市博多区祇園町、浮城智和社長)は8月26日、同社が販売する家具、インテリアの質感や空間を再現したVR(仮想現実)対応のウェブコンテンツをリリースした。
購入前に実物を確認したいといった消費者の要望に応えたもので、同社は今年2月、ウェブ上で利用できるアプリ不要のAR(拡張現実)サービスを開始。スマートフォンで撮影した空間に、同社が設計した商品の3Dデータを実物大で配置するシステムを構築している。今回開発した「LOWYA(ロウヤ)360」は、実空間を撮影したものではなく、空間全体がバーチャル映像で、自身で動かして、その場にいるかのような目線で360度見渡せるもの。インテリアの質感や光の陰影など細かな計算によって商品を3D再現し、スマホやタブレットなどの端末やパソコンで閲覧できるだけでなく、VRヘッドセットからアクセスするとVRモードも楽しめる。リビングやダイニングキッチンなど、あらゆる空間を再現しており、テイストや間取りに合わせたコーディネートや商品提案で、バリエーション拡充を目指す。
同社では「将来的に空間デザインをAIで実現し、家具、インテリアの購入における必要不可欠なサービスになるよう技術開発に取り組んでいく」と話している。

2019年9月3日発行