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U・Iターン就職決定者、過去最多の256人に 北九州市


週刊経済2025年8月13日発行号

企業との交流会や説明会を毎月開催へ

北九州市は7月29日、2024年度のU・Iターンによる就職決定者が、過去最多の256人に達したと発表した。

市は武内和久市長の就任以降、地元企業とのマッチングや専門相談員による移住・転職支援の伴走支援を強化しており、U・Iターン就職者数は2年連続で過去最多を更新した。今年度はさらにこの分野を強化していく計画で、年2回、帰省時期限定で開催していたU・Iターン希望者を対象とした企業交流会・説明会などの取り組みを、オンライン・リアルのハイブリッド型で毎月開催していく方針を固めた。これにより、地元企業約100社の参加が見込まれるという。具体的には、オンライン合同企業説明会を3回、メタバース交流会を3回、企業交流会と就職・移住相談会2回を年度内に開催する予定。

武内市長は会見で「Uターン、Iターンの潜在需要を掘り起こし、官民一体で働く場、暮らす場として選ばれる北九州市をつくっていきたい」と話している。