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M&A専門家の養成講座を開講 福岡県事業引継ぎ支援センター


専門家不足に対応

福岡県事業引継ぎ支援センター(福岡市博多区博多駅前2丁目、奥山慎次統括責任者)は9月21日、22日の2日間、TKP博多駅前シティセンターでM&A専門家養成講座を開講する。
後継者問題によるM&A相談案件が増加する中で、課題である専門家不足に対応するもの。センターではこれまでに累計94件の事業引継ぎを完了。今後の案件増加に対応するために多くの専門家養成を図っていく。対象者は県内で活動している弁護士・公認会計士・税理士・中小企業診断士など。定員は100人で、参加費はセンター負担のため無料。デロイトトーマツグループで、M&Aなどを主としたファイナンシャルアドバイザーの分野を中心に、サービス提供しているデロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社のスタッフが講師を務める。
センターでは「事業承継の相談件数は急増しており、今後は現状の専門家数では不足する。事業承継の支援者育成はセンターの担う大きな役割」と話している。

2019年7月30日発行