NEWS

LINEペイなどスマホ決済サービス導入 博多阪急


来年1月頃までに6種類対応

㈱阪急阪神百貨店が運営するJR博多シティ内の百貨店、博多阪急(福岡市博多区博多駅中央街、大西秀紀常務執行役員店長)は、9月19日からスマートフォン決済サービスを全館に本格導入する。
政府によるキャッシュレス化推進や、IT(情報技術)を駆使した金融サービス「フィンテック」の技術革新によって決済市場には新規事業者も続々と参入。その中でこれまで訪日中国人客向けが先行してきたスマホ決済サービスは顧客の利便性が高く、今後日本国内でも社会インフラとして幅広い浸透が想定されることから、今年2月の一部売り場導入に続き、全館での導入を決めた。来年1月頃までに6種類のスマホ決済サービスに対応を拡大する。
9月19日に導入したのは、阪急阪神百貨店として百貨店業界初導入となる「LINEペイ」のほか、国内系の「オリガミペイ」、中国系の「ウィーチャットペイ」の3種類。年内に中国アリババ集団系の「アリペイ」、来年1月頃までに「楽天ペイ」やソフトバンクとヤフーが出資する「ペイペイ」にも対応を拡大する予定。同店では「今後の決済環境の進化にもいち早く対応していく」と話している。

2018年9月26日発行