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JR九州ステーションホテル小倉にコラボルーム ゼンリン


週刊経済2022年4月5日発行

内装や備品に地図デザイン

住宅地図メーカーの㈱ゼンリン(北九州市戸畑区中原新町、髙山善司社長)は3月1日から、JR九州ステーションホテル小倉(同市小倉北区、野栄明文社長)とコラボレーションルーム企画を開始した。
国内ホテル業界初となる客室ネーミングライツで、部屋名は「地図さんぽの部屋」。部屋の壁紙に小倉の街の地図柄デザインを施し、関門海峡を望む立体3D地図や、1959年の北九州5市観光イラストマップ、歴史的価値を持つ西洋製の古地図レプリカを掲示。客室備品も地図柄のカップや北九州地図関連書籍を備える。また、宿泊特典として、ゼンリンミュージアム入場チケットや一筆箋、ポストカード、レターセットが付与される。客室は15階のスタンダードツインルームで1室限定。
同社では「地域の過去と現在を見渡せる部屋となっており、実際に街を歩いてみたくなる仕掛け。今後も街づくりの一助になる楽しい企画を実施していく」と話している。