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ISO対応の事業継続マネジメントシステム認証取得  キューデンインフォコム    データセンター事業者で国内初


 データセンター運営などIT事業を展開する株式会社キューデンインフォコム(福岡市中央区渡辺通2丁目、山崎正幸社長)は8月24日、BCMS(Business Continuity Management System=事業継続マネジメントシステム)の国際規格、ISO22301を取得した。データセンター事業者としては国内初。
 BCMSは、組織に重要な業務・サービスが停止した場合の影響を最小限に抑え、いかに事業を継続するかという視点で事業継続計画を策定・運用するもの。同社では今年2月にBCMSの事実上の国際標準であるBS25999規格認証を取得していたが、5月に国際規格化されたことを受けて取得準備を進めていた。
 同社は取得にあたり、自然災害などによる長時間停電やインフルエンザなどである程度の数の社員が出社できないなど、比較的頻度が低く、データセンター事業に与える影響の大きな事象に対して、事業を継続するための手順書を作成するとともに、それに対応する態勢を整備したという。