NEWS

  • 地域

iPad端末対応の生産管理システム発売  エフィックラボ    中小製造業向けに


 中小企業向け各種業務管理パッケージのシステム開発、販売の株式会社エフィックラボ(筑紫野市上古賀3丁目、古賀俊宏社長)はこのほど、タブレット型PC「iPad」や「iPod Touch」、スマートフォン端末に対応した生産管理システム「Simpflex Touch(シンプフレックス タッチ)」の販売を開始した。
 同社の主力である販売、生産管理システム「Simpflex」の機能を強化したもので、昨年12月に開発、改良を重ねて販売に至った。ワンタッチ入力操作で作業負荷を削減するほか、リアルタイムで製品の生産から納入までの工程管理、作業実績を把握できるのが特徴。同社によると、価格はライセンス(ユーザーが購入したソフトを利用できる権利)の数により異なるが5ライセンスで30万円程度。従来のパソコン専用システムでは10ライセンスで5百万円程度。
 古賀社長は「これまでパソコン用に開発していたが、現場で入力、確認できるよう移動端末用に開発してほしいとの要望もあり商品化した。情報を共有することは生産効率化にもつながる。今後も現場管理のIT化を提案していきたい」と話している。
 同社は2006年8月設立。資本金は5百万円。2011年8月期の売上高は5千万円を見込む。従業員数は14人。古賀社長は久留米市出身。1958年3月12日生まれの52歳。早稲田大学理工学部卒。趣味はゴルフ。