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auの自宅用電波改善機器に対応  QTNet    BBIQ経由し電波環境を改善


 九州電力グループの通信事業会社、九州通信ネットワーク株式会社(略称QTNet、福岡市中央区天神1丁目、秋吉廣行社長)は8月8日、光ブロードバンドサービス「BBIQ(ビビック)」において、KDDI株式会社(東京都千代田区、田中孝司社長)が提供する自宅用の電波改善機器「au フェムトセル」への対応を開始した。
 au フェムトセルは、KDDIが2010年7月から提供を開始した個人利用者の自宅用小型携帯電話基地局。今回の対応開始で、BBIQの回線終端装置と接続し、BBIQを経由して、半径10メートル程度の小さな範囲のau携帯電話の通話エリアを形成することで、携帯電話基地局からの電波が届きにくく、携帯電話がつながりにくいといった電波環境を改善できるようになる。
 申し込みはKDDIのお客さまセンターへの連絡か、同社サイト「電波サポート24」への自宅の電波改善要望の登録、またはauショップ店頭で受け付ける。自宅内の電波環境調査実施後、設置が可能と判断された場合、正式に申し込みできる。自宅内の電波調査費用、機器設置費用、電波改善ツール本体いずれも無料。
 QTNetでは、「自宅で光ブロードバンドサービスに加え、au携帯電話もより快適に利用いただければ」と話している。