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APU、飯塚市と人材育成などに関する連携協定 九州工業大学


週刊経済2024年2月06日発行号

地域の国際化や産業振興に取り組む

国立大学法人九州工業大学(北九州市戸畑区仙水町、三谷康範学長)は1月30日、立命館アジア太平洋大学(=APU、大分県別府市、米山裕学長)と飯塚市(武井政一市長)と地域の人材育成などに関する連携協定を結んだ。
国際的に活躍する理系人材などの育成や地域経済の活性化などを通じて、多様な人材が集まって学ぶ大学、自治体を目指すもの。連携内容は、大学や地域における人材育成や国際化、地域の産業振興や経済活性化に関すること、産学官連携や社会連携、研究交流など。具体的には飯塚市を実証の場として、高い多様性、および海外と強い繋がりをもつAPUの学生と、工学分野の九工大生が協働活動を実施するほか、三者の共創によるエンジニア、アントレプレナー、経営者を支援する「地域共創の場」の創成など。三谷学長は「国立大と私大、自治体が協力し、新たな多様性を促進したい」と話している。