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ALPS処理水の処分に関する特別相談窓口 福岡県信用保証協会


週刊経済2023年10月11日発行号

県内7カ所に設置

福岡県信用保証協会(福岡市博多区博多駅南2丁目、山﨑建典会長)は8月25日、「ALPS処理水の処分に伴う経営・輸出等の対策に関する特別相談窓口」を設置した。
日本政府がALPS処理水(※)の海洋放出開始を決定したことを受け、農林水産物・食品の輸出にあたって現地通関や物流などに影響が生じた事業者、新たな海外販路の開拓を目指す事業者などの相談に対応するもの。同協会本所の保証統括部、営業部のほか、大濠支所(福岡市中央区黒門)、北九州支所(北九州市小倉北区古船場町)、久留米支所(久留米市日吉町)、筑豊支所(飯塚市吉原町)、大牟田支所(大牟田市不知火町1丁目)に窓口を置く。受付時間は午前9時~午後5時まで(平日のみ)。
※福島第一原子力発電所において発生した放射性物質が含まれる汚染水を、多核種除去設備などを使用し、トリチウムや炭素14を除く62種類の放射性物質を国の規制基準以下まで浄化処理した水。