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AI特化型ファンドに出資 QTnet


週刊経済2022年4月12日発行

ディープコア設立の2号ファンドに

九電グループの情報通信事業会社㈱QTnet(福岡市中央区天神1丁目、岩崎和人社長)は3月31日、AI(人工知能)分野に特化したファンドを運営するベンチャーキャピタル、㈱ディープコア(東京都文京区、仁木勝雅社長)が設立したファンド「DEEPCORE TOKYO2号投資事業有限責任組合」に出資したと発表した。
AIはすでに顔認証や自然言語処理によるチャットボットなど、現代社会に大きな変化をもたらしており、今後も車の自動運転やスマート農業をはじめ医療、運輸、製造業など、さまざまな領域への活用が期待されている。QTnetでは社会課題の解決や地域貢献につながる新規事業・サービスの創出を目指し、これまでもAI分野でスタートアップ企業との共創を進めてきたが、今回の出資を通じて、ディープコア社の持つAI分野の知見やネットワークを生かしながら顧客への新たな価値提供に向けて積極的に取り組む方針。
ディープコア社はソフトバンクグループ㈱が100%出資するAI特化型VC。特にディープラーニング(深層学習)分野に注力し、研究機関や企業との連携に加え、AI研究者や技術者対象のインキュベーション施設「カーネル」を運営。2018年に組成した1号ファンドでは、AIを活用して産業を改革する61社のスタートアップ企業に投資(昨年10月末時点)。昨年11月にAIとAI周辺領域技術に特化したシード・アーリーステージのスタートアップ企業への投資を目的とした2号ファンドの設立を発表していた。