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AI活用の自立学習システムを高校生まで拡大 全教研


新教材導入、生産性アップにも期待

学習塾運営の㈱全教研(福岡市中央区赤坂1丁目、中垣量文社長)は、4月からAIを活用した高校生向け自立学習システムを全教室で導入した。
個人のペースで学ぶ「自立型学習」のニーズが高まる中、昨春から小・中学生向けにAIを活用した自立学習システムを順次導入しており、今春から高校生にも対象を拡大。教材も昨年導入の学研グループが開発した「G-PAPILS(ジー・パピリス)」に、教育ベンチャーのatama plus(アタマ・プラス)㈱社(東京都)が開発した「atama+(アタマプラス)」を追加するなど、先端技術による質の高い学習機会の提供で差別化し、新たな需要の掘り起こしと通塾生の継続率アップにつなげる。またAIの活用によって、職員一人当たりが受け持つ生徒数も増えることで生産性のアップも図る。

2018年4月24日、5月1日合併号