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AI技術を活用したマーケティング会社新設 売れるネット広告社グループ


週刊経済2025年8月20日発行号

「売れるAIマーケティング」

ネット通販事業者向けのクラウドサービス、マーケティング支援サービスの売れるネット広告社グループ㈱(福岡市早良区百道浜2丁目、加藤公一レオ社長CEO)は8月5日、AI技術を活用したマーケティング支援の新会社を設立した。

新会社は「売れるAIマーケティング株式会社」。売れるネット広告社グループが90%出資する子会社として設立。10%を新会社の社長に就いた福本朋哉(ふくもと・ともや)氏が保有する。福本社長は東京都出身。1977年7月7日生まれの48歳。早稲田大学教育学部卒業後、映像・ウェブ制作のキャリアを経て2012年売れるネット広告社入社。開発責任者、コンサルティング責任者、セールスマーケティング瀬金車として執行役員COO、取締役CFO・CTOを歴任。24年からデータ・AI関連事業責任者。

新会社の所在地は東京都港区台場2丁目。資本金2千万円。事業内容はAIに関する人材開発のための教育訓練事業やソフトウエア開発、コンサルティングなどを手掛ける。売れるネット広告社グループ役職員3人が取締役を兼務する予定。同社では「消費者が自ら検索し比較検討する時代からAIが個人の趣味嗜好を理解し、最適な商品を提案する〝買うAIの時代〟に変わろうとしている。従来のマーケティング方法では限界にきており、AIを駆使した提案をしていく」と話している。