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AI技術を活用したタクシー運行 熊本タクシーとNTTドコモ九州支社


九州で初

熊本タクシー㈱(熊本市、倉岡斌社長)と㈱NTTドコモ九州支社(福岡市中央区渡辺通2丁目、髙木一裕常務執行役員支社長)は、6月20日からAI技術でタクシーの需要予測をする「AIタクシーⓇ」を活用したタクシー運行を始めた。
ドコモの携帯電話ネットワークの仕組みを利用して作成された人口統計データとタクシー運行データ、気象データなどに基づき、AI技術を用いて現在から30分後までのタクシー乗車需要を予測するもので、AIタクシー活用の本格運行は九州初。今回は熊本タクシーが、車内に設置したタブレット上に表示される予測情報をもとに運行し、タクシー利用者の利便性とタクシー車両運行の効率性の向上を図る。
なお、今回の運行で使用する人口統計はエリアや属性ごとの集団の人数を示す情報であり、利用客の個人を特定できる情報を一切含まないという。

2018年6月26日発行