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AED講習の受講者が4万人を突破 サニクリーン九州


法人対象に2558回

ダストコントロール商品、ユニホームレンタルの㈱サニクリーン九州(福岡市博多区半道橋1丁目、山田健社長)は、地域社会の一環で開いているAED講習会の受講者が4万人を突破した。

同社は2012年3月からAED(自動対外式除細動器)のレンタル事業を始めたが、同時にAEDの使い方から心筋蘇生方法まで学べる法人対象の無料講習会を開いている。その実施数が今年7月末で2558回、受講者数が4万人に達した。講習会の内容は①安全確保と意識・反応の確認②助けを呼ぶ・119番通報とAEDの要請③呼吸の確認・胸骨圧迫④AEDセットと心電図計測⑤電気ショックと胸骨圧迫となっており、講習時間は約1時間。普通救命講習を受講した同社社員が講師となり、これまで九州一円の一般企業や学校などで実施している。

また、普通救命講習を受講した社員は932人で、上級救命講習受講者は198人、応急手当普及員講習受講者は73人となった。同社では「初期投資が不要の上、定期的なメンテナンスを受けられるので、契約台数は3500台を突破した。普及のみにとどまらず、一次救命の認知を広げて一人でも多くの方を救える環境作りを整えていきたい」と話している。

2017年8月8日発行