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9月1~3日と7~9日に沖縄の高速船実証実験  第一交通産業グループ


直行便は往復3便ずつ

第一交通産業㈱(北九州市小倉北区馬借2丁目、田中亮一郎社長)が沖縄県の那覇港と本部港を結ぶルートで運航する高速船実証実験の運航日は、9月1日~3日と同月7日~9日に決まった。
便数は、那覇港那覇ふ頭~本部港渡久地を結ぶ直行便が1日往復3便ずつ(9月1日は往復2便)。片道90分で、料金は3000円。定員は147人。北谷村、恩納村、名護市を経由するルートが、往復2便ずつ(同片道1便)。片道145分~200分で、料金は2000円。定員は75人。予備日として9月4日~6日と同月10日~12日を設定している。
実証実験は内閣府沖縄振興局が実施する「沖縄観光の交通モードの多様化に向けた高速船実施用実験」に応募し、7月13日に選定を受けたもの。運航事業者はグループのうち第一交通産業㈱、第一マリンサービス㈱、㈱アクシス・ワン、那覇バス㈱、那覇第一交通㈱の6社。実験に合わせてサービスの独自性を訴え、認知度創造のためのブランディングの実施や本部半島全域の循環バスの運行、タクシーの配車による2次交通の確保についても取り組む。

2018年8月28日発行