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9月は前年同月比1・3%増の799億円  九州内スーパー販売    主力の飲食料品が堅調に推移


 九州経済産業局が集計した、2014年9月の九州内スーパー販売額(速報値)は799億円で、全店ベース(451店舗)では、前年同月比1・3%増、3カ月連続のプラスだった。店舗数は3店舗増加。過去1年間の新規出店と閉店を除く既存店ベースでは、同0・5%減少した。
 商品項目別にみると、「飲食料品」が463億円で1・3%増。「衣料品」は110億円で0・6%減。「その他」が226億円で2・3%増。
 専門量販店など競合の激化で衣料品の動きは鈍かったものの、惣菜、精肉など飲食料品は引き続き堅調に推移。特に敬老の日などでオードブル、お寿司が好調だった。また、気温の低下により風邪薬などの売れ行きが良かったことや人気ゲームの特需が影響し、3カ月連続のプラスとなった。
 九州内スーパー販売では、従業員が50人以上、売り場面積の50%以上にセルフサービス方式を採用し、売り場面積1500平方m以上の商店が対象(速報値の値は、データの追加・修正等により異なる)。