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8階建て新病棟の名称は「北棟」に決定  飯塚病院     外来診療は来年2月12日から


 麻生グループの飯塚病院(飯塚市芳雄町、田中二郎院長)が同病院敷地内に建設していた8階建て新病棟がこのほど完成し、新病棟の名称が「北棟」に決定した。入院診療は来年1月から開始し、外来診療は2月12日から受け付ける。
 外来患者数の増加に伴い、診療スペースが手狭になることから、新病棟を増築。外来スペースを拡張し、医療サービスの充実を図る。場所はJR筑豊本線の新飯塚駅近く、同病院本館東隣。敷地面積は3496平方m、延べ床面積は1万7441平方m。1階フロアには受付、カフェ、コンビニエンスストア、レストラン、介護ショップを配置し、2階が外来、中央検査部、3階が低侵襲手術センター、4階が内視鏡センター、健康管理センター、5階に新生児集中治療室(NICU)、新生児治療回復室(GCU)を備えた小児病棟(NICU6床、GCU12床を含む46床)、6階は母体・胎児集中治療室(MFICU)を有する産科系病棟(30床のうち6床がMFICU)、7階が婦人科、泌尿器、乳腺疾患を担当するレディース病棟(39床)、8階が内科系個室病棟(36床)となる。
 同病院は1918年(大正7)8月に開設。許可病床数は一般978床、精神138床の計1116床。職員数は2160人(12年11月1日現在)。年間外来患者数は約49万7000人(11年度実績)、入院患者数は年間延べ約32万人(同)を受け入れている。