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8月にCB造の戸建て賃貸住宅1号物件が完成  Good不動産    3年後、年30棟の施工目指す


 不動産業の株式会社Good不動産(福岡市中央区大名1丁目、牧野修司社長)は福岡市早良区内に、鉄筋コンクリートブロック造(略称・CB造)の戸建て賃貸住宅の1号物件を建設している。8月に完成予定。
 CB造は、木造住宅に比べて耐震性、耐久性に優れ、建物の耐用年数も長いことが特徴。工法がシンプルなので工期が短いことに加え、建設コストが安く、技術者不足によって高騰する建設費用を抑えることができる。同社は1号物件を皮切りに、CB造の戸建て賃貸住宅の展開を強化。今年度は5棟、来期は10棟、3年目以降は年間30棟以上の完成を目指す。
 建設場所の詳細は現時点で公表していないが、敷地面積は121平方m、延べ床面積は122平方mの2階建て。間取りは2LDKで、1棟に2戸設ける。屋根付きベランダと屋上テラスを設け、駐車可能台数は1戸あたり1台。入居開始日は10月頃を予定しており、家賃は検討中。30代後半から40代の男性をターゲットにしているという。1号物件は、同社が土地を購入して建築後、投資家への1棟売りを予定。今後は土地を所有するオーナーからの直接受注も視野に入れているという。