NEWS

  • 地域

7期連続で最低値を更新、1%台に  東京都のCBRE調べ    福岡市のオフィス平均空室率


 2016年第4四半期(10~12月)の福岡市の中規模以上ビル(延べ床面積が3300平方m以上で新耐震基準に準拠したビル)のオフィス平均空室率は、前期(2016年第3四半期)から0・6ポイント低下して1・5%となり、2001年の観測開始以来の最低値を7期連続して更新した。
 事業用総合不動産サービス・CBRE株式会社(東京都港区)の調べによるもの。金融機関の新規開設や郊外からの移転、自社ビル売却による移転などが見られた。同社では「わずかに残っている空きスペースを確保するためには、上昇基調にある賃料を受け入れ、早い意思決定を行うことが極めて重要」と分析している。実際、今期の移転事例も、賃料負担力の高い企業が中心だった。さらに「天神ビッグバン」に関わる立ち退きの移転先の目処も立っていないケースが多く、空室が発生すれば、すぐに成約にするような状況で、テナントの受け皿不足は深刻さが増すばかりという。
 一方、想定成約賃料については2・6%増の1万1940円/坪。1年前に比べて8・3%増となり、地方都市では最も高い上昇率だった。「福岡の需給が緩む気配は全くなく、引き続き賃料は上昇が続くだろう」(同社)としている。