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7月末に大型ワゴンタイプ運用へ 福岡交通


週刊経済2025年7月23日発行号

大人数利用に対応

タクシー事業の福岡交通㈱(福岡市東区箱崎ふ頭5丁目、野上正嗣社長)は、7月末をめどに大型ワゴンのタイプの運用を開始する。

同社が導入しているアプリからタクシーを受注するアプリ「GO」が、九州内での大型ワゴンタイプの指定機能を開始したことに合わせ大人数利用に対応する。導入するのはトヨタのエスクァイア2台で1台に5人まで乗車可能。荷物が多い観光客やインバウンド客はタクシー2台を引き連れて走るケースも多いため、集約して走行できるメリットを打ち出し集客拡大へとつなげる。また、観光地を巡る観光タクシーのサービスとの連携も図っていく。

野上社長は「長距離でも負担が少ない広々スペースのタクシーに、ゆっくり座ってほしい。今後も同型の台数を増やしていきたい」と話している。

同社は1950年11月。資本金1146万円。従業員288人。24年8月期売上高は15億5770万円。