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6~11月は来店客増と経費削減で過去最高益  コスモス薬品   インフル対策商品需要増も寄与


 ドラッグストアチェーンの株式会社コスモス薬品(福岡市博多区博多駅東2丁目、宇野正晃社長)の10年5月期中間(09年6~11月)決算は、売上高が1018億1200万円で前期比20・2%増、経常利益が43億3800万円で同56・2%増の増収増益となった。
 九州・中国地区で20店を新規出店したほか、既存店でもディスカウント戦略による客数増加で売上高が6・2%増、さらに新型インフルエンザ流行による予防商品の需要増など外的要因も寄与し増収。また利益面では、増収基調に加え、販管費などの経費削減に努めた結果、営業利益は39億1100万円で同65・8%増、純利益は2・36倍と、経常利益も含めてともに過去最高益となった。通期は売上高が2040億円(同14・8%増)、営業利益が62億円(同14・0%増)、経常利益が70億円(同12・6%増)、純利益が36億4000万円(同28・1%増)を見込んでいる。