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6月は前年同月比0・4%増の242億13百万円  九州・沖縄地区百貨店売上高    46カ月ぶりのプラス


 九州百貨店協会に加盟する九州・沖縄の百貨店(17社26店舗)の2011年6月の売上高は、前年同月比0・4%増の242億13百万円(百万円以下は切捨て)で、46カ月ぶりに増加した。
 節電意識の高まりと下旬からの記録的な気温上昇を背景に、クールビズや涼感寝具などの暑さ対策に関連した商材が活発に動いた。また、中元の早期受注や父の日商戦も好調に推移し、特に沖縄地区の好調さが目立った。
 分野別に、衣料品が2・3%減の93億99百万円、身の回り品が3・4%増の28億88百万円、雑貨が2・5%減の29億4百万円、家庭用品が3・8%増の16億7千万円、食料品が2・2%増の59億5千万円だった。

 福岡市は同7・5%減の139億51百万円

 また、福岡市の2011年5月の売上高は同7・5%減の139億51百万円で、35カ月連続のマイナスだった。
 大規模増床や新規出店があり活況を見せているものの、大雨の影響などで既存店が前年割れした。内訳は衣料品が6・5%減の49億56百万円、身の回り品が10・7%減の23億59百万円、雑貨が13・6%減の17億78百万円、家庭用品が12・6%減の5億86百万円、食料品が2・8%減の33億2百万円だった。
 主要都市の状況は、東京が同0・4%増、名古屋が同0・1%増、大阪が同2・1%増となった。