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4月1日付で新社長に金納健太郎副社長が就任 総合メディカル 経営陣の若返り化で中期経営計画を推進


 医業経営コンサルティング、医業機器リース、保険調剤薬局を展開する総合メディカル(福岡市中央区天神三丁目)の新社長に、四月一日付で金納健太郎取締役副社長が就任した。小山田浩定社長は代表取締役会長に就いた。  
  これは医療経営環境におけるニーズの多様化および競争激化を背景に、経営陣の若返り化を図ることで、同社が掲げる(1)五地区統括本部から五支社体制改編よる営業組織強化(2)レンタル・リース・ビジネスソリューションサービス・コンサルティングの計四事業部新設(3)DtoD(医業継承、医療連携、医師転職支援システム)推進本部の設置(4)薬局部門における五カンパニー制強化を含む中期経営計画を推進するもの。  
  金納健太郎(かんのう・けんたろう)新社長は福岡県柳川市出身、一九四六年十二月二十一日生まれの五十七歳。柳川商業高校(現柳川高校)を卒業後、七二年五月に日医リース入社。七八年六月、日本メディカル・リース(現総合メディカル)設立に参画し、八〇年五月に同社取締役就任。九一年六月に常務取締役、九二年六月に専務取締役、九三年三月の代表取締役専務を経て、二〇〇一年六月に取締役副社長に就任。現在、関連会社のソム・テック社長および総合ヘルスケアサービス取締役、総合メディアサプラ取締役、総合メディカル・ファーマシー中部取締役、同社DtoD本部本部長、リース・レンタル部門担当を兼任している。趣味は読書。  
  また、六月十八日開催予定の株主総会では、松尾幸靜・柏田安徳専務執行役員の取締役就任、宮田武志・杉本美樹生常務執行役員の取締役就任が予定されているほか、外村利則取締役の常勤監査役就任、向江健治 取締役兼執行役員副社長の退任を予定している。

2004.4.6 発行 週刊経済より