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4月は0・4%増の253億58百万円  九州・沖縄地区百貨店売上高    2カ月連続のプラス


 九州百貨店協会に加盟する九州・沖縄の百貨店(15社22店舗)の2012年4月の売上高は前年同月比0・4%増の253億58百万円(百万円以下は切捨て)で、2カ月連続のプラスとなった。
 消費マインドの好転や中旬以降の気温上昇などを背景とし、春物ファッション商材に活発な動きが見られたが、全体的には伸び悩み微増にとどまった。内訳は身の回り品が2・0%増の28億59百万円、家庭用品が0・2%増の14億96百万円、雑貨は0・1%増の31億27百万円だった。一方、衣料品は0・6%減の107億13百万円、食料品は2・6%減の56億27百万円。

 福岡市は2・5%減の147億11百万円

 また、福岡市の12年4月の売上高は同2・5%減の147億11百万円で、45カ月連続のマイナスだった。
 家庭用品が苦戦を強いられ、家電(41・4%減)、家具(14・9%減)と売り上げが伸び悩んだ。内訳は雑貨が1・0%減の19億68百万円、衣料品が2・1%減の55億2百万円、食料品が5・0%減の29億95百万円、身の回り品が2・5%減の27億27百万円、家庭用品が10・8%減の5億51百万円だった。
 主要都市の状況は、東京が6・7%増、名古屋が0・6%増、大阪が3・2%減となった。